臨床研修施設の指定区分は、臨床研修を行う際に、その施設が他の臨床研修施設と施設群を形成するかどうかを示しています。
「単独型」臨床研修施設は、その施設だけで、あるいは研修協力施設と共同して臨床研修を行います。他の臨床研修施設とは施設群を形成しません。
「管理型」および「協力型」臨床研修施設は、施設群を形成して臨床研修をおこなう施設です。
「管理型」臨床研修施設は、他の施設あるいは研修協力施設と共同して臨床研修を行う施設で、その臨床研修を管理する施設のことです。原則として、研修歯科医は、1年間の研修の内、3ヶ月以上は管理型施設で研修することになります。
「協力型」臨床研修施設は、管理型臨床研修施設と共同して臨床研修を行う施設のことを言います。原則として、研修歯科医は、1年間の研修の内、各協力型施設において連続した3ヶ月以上を研修することになります。
研修希望者の募集は、単独型および管理型臨床研修施設によって行われ、研修管理委員会も単独型あるいは管理型臨床研修施設に置かれます。なお、大学病院が管理型相当となっているプログラムに関しては、大学病院に研修管理委員会が置かれます。 |